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もくじ
スーパートラップマフラーって?
スーパートラップマフラーって2000年頃、キムタクがTWでブイブイ言わせていた頃に大ヒットしたちょと変わったマフラーですね。
なんかディスク(皿)が付いていて、それで音量をコントロールするもの、と認識していましたが、実はそんなヤワな話ではありません!
構造は上記の図のようにディスクを取り付けて使用するのですが、ディスク枚数は0枚からネジの長さが許す限り増やせるわけです。
ディスク枚数が少ないと音量が小さく、多いと大きくなります(間違いじゃないですよ)
実はこのマフラー、なにが凄いかって、音量どうこうの話じゃありません。
スーパートラップマフラーは神!
スーパートラップが凄いという所以は、
ディスクの枚数を増やすと「抜けが良くなる」
ディスクの枚数を減らすと「抜けが悪くなる」
え? 逆じゃないの? と思うかもしれませんが、これで合っています。
ようするに、スーパートラップマフラーの構造上、そのバイクのセッティングに合わせた排気効率のマフラーを用意する必要がないのです!
ディスクの枚数でセッティングを変えられるのがスーパートラップマフラーの特徴。これがバイクのような小排気量のエンジンとは相性バッチリなのです!
単純に説明すると、枚数を減らせば低回転域重視、枚数を増やせば高回転域重視となります。
キャブレターやエンジンとの相性の関係で、買ったマフラーが全然よくない、性能ガタ落ち! ということをスーパートラップマフラーでは避けられます。
スーパートラップはうるさいだけ?
ネット上では「スーパートラップマフラーはうるさいだけ」とありますが、ぶっちゃけそれはセッティングができてないのでは? と思います。これだけ自由度の高い構造なので、スーパートラップマフラーでセッティングできないというのは、昔のわたくしのように、ディスクの意味を誤解しているのかもしれません。10代の頃に乗っていたホンダ ゴリラなのですが、あまり意味もわからず当時は使っていました 笑
スーパートラップマフラーのデメリット
ずばり消音! インナーサイレンサーを取り外すことはできますが・・・。どうしても消音器をつけることができません。排気効率を上げるとおのずと音量が大きくなります・・・。
てことでスーパートラップマフラーをSR500(SR400)に装着したのだ!
これまで車検以来、ノーマルマフラー一筋だった(?)わたくしのSR500。マフラー交換して気分をよくしようと考えていたのですが、お金の件やその他不満な点もあり、マフラー交換を躊躇していました。
しかし、この度、スーパートラップマフラーを導入してみました。
取付しセッティングしてみたら!
そして実際にスーパートラップマフラーを装着し、セッティングも出したのでザっと紹介します。
SR500にFCR35キャブレター、4インチのスーパートラップマフラーです。ディスクは0枚から手元にある8枚まで試したところ、枚数を増やすほどに低~高回転域の出力アップが体感できました。なのでもっと増やすとパワーアップする!と感じたので『アクシャルフローディスク』を装着。
このアクシャルフローディスクを装着すると、排気効率が良くなります。
ちなみにこのアクシャルフローディスクを装着すると、サイド出しマフラー扱いのスーパートラップマフラーが後方排気となるのです。で、こいつを取り付けることで、ディスク7枚で一番パワフルなセッティングとなりました。
ただし、スーパートラップマフラーに対する個人的な不満はあります。
まずは見た目。ディスクのエンドが好みではありません。しかし、エンドキャプのアクセサリーがあるので、それを利用しようと思います。
そして「音」。これは前からずっと気になっていましたが、SR500(SR400)とスーパートラップマフラーでは歯切れの悪いサウンドになってしまいます。*あくまでも個人の主観です。気を悪くされた方申し訳ありません。
音がパァ、パァ、パァ、パァ・・・とサスティンの伸びたような、リバーブの効いたような音になるのが個人的にはイマイチです。好みとしてはスタッカートのようなパッ、パッ、パッ・・・という音がよかったのですが。
とはいいつつも、SR400/SR500のマフラーとしてはかなりの高性能であることは間違いない!
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