サンライズ・サンセットツーリングラリー2018(SSTR)参戦記


2018年、バイクシーズンもいよいよ最盛期を迎えようかという今日この頃。毎週末、全国各地で数多くのバイク関連イベントが開催されているかと思います。今回、私はこのサンライズ・サンセットツーリングラリー2018(以下SSTR)に参加してきましたのでその模様についてご紹介したいと思います。

SSTRとは?

SSTRとは、今から6年前の2012年頃にオートバイ冒険家の風間深志氏によって発案・以降毎年開催されているイベントの名称です。このイベントはラリー形式のイベントであり、スタート地点があればゴール地点が存在します。ゴール地点は”千里浜なぎさドライブウェイ”と設定されていますが、スタート地点は”太平洋沿いや瀬戸内海沿いの日の出が見える場所”と参加者側が任意で設定できます。また、このイベントには制限時間があり、開催日当日の日の出~日没までにゴールしなければなりません。その他、道の駅やSA等に立ち寄ってポイントを獲得する必要がありますが大まかなルールはそれだけです。細かいルール等は開催年度によって色々変更されています。今年の開催は5月26日・27日でした。

参加方法

ネット上で参加申請することになります。とは言っても、SSTRの公式サイトから直接申請はできません。一旦、”スポーツエントリー”というサイトに登録する必要があります。このサイトは、日本各地で行われているスポーツイベントの参加申請を一手に引き受けているサイトで、今回のSSTR以外にも多種多様なスポーツ大会の参加者を募っているようなのでご興味のある方はどうぞ!^^

スポーツエントリーのサイト

まず、スポーツエントリーというサイトに個人登録して頂いたあとで、更にSSTRに参加登録するという形になります。登録する内容はお名前、参加車両、スタート地点といった程度のものです。また、この大会には参加費用が必要となります。費用は10,000円~でタンデムや参加車両・年齢によっては費用が前後します。(20代前半までは安い!!) エントリーは早めに行う方が良いみたいです。

今年は3月半ばからエントリーを開始していましたが3,000台あったエントリー枠もわずか1週間で埋まってしまったようです(もし、来年参加される場合は、このエントリー競争がさらに激化する可能性もあります)

開催1ヶ月前になりましたら参加のための資料一式が送付されます。特にこれに送付されるルールブックが重要です。参加者はルールブックに則って準備を行いましょう。今回はGPS機能を使用した申告システムが採用されていました。

宿泊先争奪戦に参加しよう…

めでたくエントリーに成功してもここで喜ぶにはまだ早いです。次は宿泊するホテルを確保しなければなりません。メイン会場のある石川県羽咋市は、個人経営の民宿が中心でエントリー開始と共にすぐに予約でいっぱいになります。料金が安い宿から順次、埋まっていきました。もちろんホテルもありますが僕が探し始めた3月中旬時点では既に手遅れでした。

基本的には周辺のかほく市、金沢市、志賀町、輪島市、氷見市で宿泊先を探すことになりそうです。メイン会場の近くにはキャンプ場もありますのでそちらを利用されても良いかもしれません。ただし、こちらも基本的には争奪戦になりそうです。疲れを取るならなるべく会場から近い場所で宿泊したいものですよね。

(↑今回宿泊したロイヤルホテル能登)開催当日ここからは当時の記憶をたどりながら、私が如何にしてゴールを目指したかということについてお話したいと思います。

5月26日0:30頃・・・ついに念願叶ってこのイベントに参加する日が来ました。今回、私はスタート地点として本州最南端である和歌山県潮岬を設定しました。まずは自宅から潮岬に行かなければなりません。このスタート地点設定なのですが・・・正直、間違えたー!! まず、スタート地点にたどり着くまでに最短でも150km以上あるわけですから、まずは3~4時間程度走ることになります。

お仲間のSNSとか見てみると、”午前4時、大阪港今から向かう。眠いにゃ・・・””淡路島なう!!”などなど、みんな割と近場で設定して参加しているのね。

(自宅~1時間程度)4:00頃~私も無事にスタート地点に到着。日の出までSNSとか見ていると仲間が沢山写った画像がちらほら・・・、一方こちらは動画撮影のため、暗闇の中カメラに向かってブツブツと独り言を放っている最中。はたから見たら完全に通報されるわこれ。ここで一つ問題が発生しました。実は私、仕事の関係で前日は3時間しか睡眠が確保できませんでした。そのため、早速ですが睡魔の第一波が押し寄せてきています。

普通のツーリングといえばこのへんでゴールですがそうではありません。これがスタートなのです(哲学)とりあえず日の出までそのへんに腰掛けて休みます。蚊に3箇所も刺されました。

4:51~和歌山県潮岬

日の出開始時刻となりましたが一向に朝日は現れません・・・。どうやら今日の和歌山県は日中曇りの予報なので気にせずスタートします。と、ここでスタートの手続きに少しミスがありました。今回、SSTRではGPSを使った専用システムを用いてスタートやチェックポイントの通過・ゴールを申請しなければなりません。日の出時刻とともにとりあえずバイクで走り出してしまったものですからまずはスタートの申請を忘れてしまいました。

というわけで再び潮岬にてスタートの申告を行います。これで数分のロス。しかし、この申告システムが後ほど私に悲劇(喜劇?)を巻き起こすなどこの時は知る由もありませんでした。

5:19~道の駅『くしもと橋杭岩』

早速、道の駅にてポイント稼ぎです。こちらの道の駅は今大会における指定道の駅に設定されています。参加者は開催期間中必ず最低一箇所は全国各地に設定された、指定の道の駅を通過しなければなりません。また各地の道の駅、SA、PAにはそれぞれポイントが設定されており、これを合わせて合計10ポイント以上でゴールしないと完走とはなりません。いわゆるノルマです(笑)

逆に言えば10ポイント獲得したあとは、自由に日没までに千里浜なぎさドライブウェイを目指すのみということです。この道の駅にて3ポイント獲得。できればスタンプも押したかったのですが残念ながらまだ営業していないため、スタンプ獲得ならず。ここで数名ほど参加者の方々を、お見かけしました。

5:30~道の駅『たいじ』

そもそも、なぜ私がスタート地点として和歌山県を設定したかと言いますと、単純に道の駅が集中しているエリアを知っているためでした。スタートしてほどなく利用した国道42号線には沿道に道の駅が沢山点在しており、バイクも停めやすい所となっていました。今回は”最初のうちにポイントを稼いでゴールは早めに到着しよう”との作戦を考えていました。鯨のモニュメントがインパクト大でした。

6:08~道の駅『なち』ここから数分のところに有名な”那智の滝”あります。そろそろガソリンも少なくなってきたので給油したかったのですがまだ営業時間外でした。先に進みましょう。

6:48~道の駅『紀宝町ウミガメ公園』

7:00~道の駅『パーク七里御浜』

7:26~道の駅『花の窟(いわや)』

こちら3施設ももちろん営業時間外なのでスタンプ獲得ならず。曇っていましたが太平洋や朝日を一面にながめることのできる場所です。あれ? これらがスタート地点でも良かったんじゃないか? なお、この時点で獲得ポイント数は10ポイントを超えましたのでノルマは達成されました。

ここでSSTRにおいて重要な要素を一つ。

SSTRではポイント獲得数やゴール到着時刻を競うものではありません。これらは表彰の対象になりません。

というわけでそのままゴールを目指しても良かったのですが・・・、地図を見るとまだまだ道の駅が沢山あるようです。欲張りな私はさらに近くの道の駅を目指して北上することにしました。

7:55~道の駅『熊野きのくに』ここも営業時間外だったのですがスタンプは外に放置プレーされていたためここで初スタンプをゲットしました。

9:38~道の駅『紀伊長島マンボウ』変わった名称の道の駅だなと思います。ここではスタンプと同時に”YAEHステッカー”というバイク関連のステッカーも入手することができます。結構入手困難なステッカーで全国各地で神出鬼没的に無料で配布されています。もし見かけたなら1枚入手しておいて損はありませんよ!

10:30~道の駅『木つつ木館』

大量に木工品が販売されている印象でした。ここまで来ると紀伊半島の秘境感も薄れてきた感があります。10:50~道の駅『奥伊勢おおだい』

ここに来て再びSNS等をチェックしてみると”同じ参加者と合流!! 千里浜で会おうぜ!” ”皆で楽しく千里浜を目指します!” といった旨の書き込みが多数寄せられています。一方、私は道の駅『くしもと橋杭岩』以来一人も参加者を見かけておりません。次の道の駅まではかなり距離を走る必要もあったのでこ、のあたりで下道を諦めて高速道路を利用することにしました。

11:11~奥伊勢PA 11:33~嬉野PA 11:55~安濃SA 12:12~亀山PA

ここからは一時、高速道路を利用しています。高速道路のSA・PAは利用時に各1ポイントずつが付与されます。ここでもしっかりスタンプを獲得していきます。ここでも参加者は未だ目撃せず。あぁ、これ完全に出遅れたな。

12:47~道の駅『菰野』ここで三重県の指定道の駅に到着。指定道の駅でのスタンプ獲得も成功しこの時点で合計25ポイント程になりました。ここに来て再び睡魔が再び牙を向いてくるのでした。

13:21~御在所SA 13:50~大山田PA

高速道路でもポイント獲得に余念がない私であります。しかし、この時点でもう余裕はなくなりつつありました。襲い来る睡魔と迫り来るタイムリミット(日没は19:02)のため写真を撮ることすら忘れている状態であります。ただ盲目的に北を目指すのみとなっていました。

14:17~道の駅『立田ふれあいの里』この時点からヘルメットの中で「ゴールしたい・・・ゴールしたい・・・」と小声で呟いていました。この道の駅のスタンプがとても大きかった印象ですね。ルールブックにはスタンプと共に今の心境を記入する欄があります。ここの欄にも”ゴールしたい”と書かれています。もう限界は近かったということでしょうか。すでに14時間近く走行してますからね。

15:07~川島ハイウェイオアシス睡魔・体力共に限界が近づいた頃、ここで禁断のアレの力を借りることにしました。

ゴク・・・ゴク・・・私は最強の力を手に入れた(気になりました)

500円でこんな最強パワーを手に入れられるとは思いませんでした

飲んだ瞬間を例えるなら、ドラゴン●ールのピッコ●がネイ●と融合した際に放った一言「勝てる!!(中略)俺は今、究極のパワーを手に入れたのだー!!HAHAHAHAHAHAHAHA!!」完全に自我が崩壊していますね、コレ(笑)

気合が回復した時点でまだ200km以上あるゴール地点へとバイクを走らせます。 15:43~長良川SA 16:04~瓢ヶ岳PA 16:27~道の駅『古今伝授の里やまと』スタンプラリーの狂戦士と化した私は、立ち寄りやすい場所のみをピックアップし、ルールブックのスタンプ欄を埋めていきます。できればスタンプ欄は道の駅『狼煙』以外は全部埋めてみたかったのですが実質不可能ということをここで悟りました。この道の駅『古今伝授の里やまと』が今回の旅の最後の道の駅となりました。温泉も併設されていましたので次に訪れるときは是非とも温泉に入りたいですね!!

~ここで『狼煙』チャレンジについて解説~石川県珠洲市、能登半島の先に道の駅『狼煙』があります。この道の駅に到達したSSTRの参加者は特別ポイントを得られるだけでなく記念品を獲得できるなど普通の道の駅よりも特典が多いのが特徴です。しかし、ゴール地点からはそれなりの距離があるため、往復の時間を見越したツーリングプランが必要となります。(往復240km程度)

18:03~小矢部川SAこの時の心境を表すならばガンダ●0083のコウ・ウラ●が放った一言「間に合え・・・間に合ええええええ!!」この時点で獲得ポイント40ポイントとなりました。しかし、19:02までに千里浜なぎさドライブウェイに到達してゴール申告を行わなければ全て無に帰するのです。

今回の目的は”とりあえず完走”としていましたがこれでは完走すら危ういのでは・・・。18:30頃~のと里山海道北陸自動車道を金沢東ICで降り、そのまま日本海側へ出ました。ここでようやくゼッケンを装着したバイクをちらほら見かけるようになりました。やっと会えた・・・。ゴールはもうすぐそこです!! 頑張れ俺!! 頑張れ愛車!!

19:02~日没

なんとかギリギリでゴールに到着できました!!

ゴール会場である千里浜なぎさドライブウェイはすでゴールゲート通過待ちのバイクで渋滞していました。この千里浜なぎさドライブウェイは世界的にも珍しい車両通行が可能な砂浜です。私は約7年ぶりにここを訪れましたが、夕日の砂浜をバイクで走行できる場所なんて世界中探してもここだけではないかと思います。今年の夕日は歴代大会の中でも最も美しかったとのことです。19:48~

ゴールゲートをくぐり、バイクを停めたところで重大なことに気がつきました。先ほど”今回、SSTRではGPSを使った専用システムを用いてスタートやチェックポイントの通過・ゴールを申請しなければなりません。”と述べました。そう、”ゴールを申請しなければなりません”しかも、日没までに。あっ!! 申請していない!!(滝汗)こうして・・・、私のSSTRは終わりました。

~完~

いや、まだだ! まだ俺のSSTRは終わっていない!!

なぜ私がこのようなことを思ったかと言うと、私のSSTRはここからが実質本番であります(負け惜しみ)私の手元には沢山のカメラがあります。そして編集用のパソコンもあります。そうなればやることはただ一つ・・・。開催終了後の最速動画投稿こそ、私がSSTRに参加した最大の目的であります。早速ホテルに向かい、ひとっ風呂浴びてから動画編集を開始します! 目指すは動画投稿一番乗り!!

23:30頃動画が完成し、Youtubeに投稿することができました。これにて私のSSTRは無事に完走を果たすことができました。翌日はメイン会場のどこかで「おい、もう動画上がっているよ!」「早すぎだろ!」って声が聞こえたとか聞こえていないとか(笑)とりあえず、一人で勝利の祝杯をあげることにしました。

SSTRを終えて・・・

今回、完走条件は果たせず未完に終わってしまったSSTRですがここまでバイクとべったり一日を過ごしたのは本当に久しぶりでした。20時間以上走行していますから・・・

ですが、これはある意味”私のSSTRはまだ終わっていない”とも取れるわけです。これはこれで私らしい終わり方だったかもしれません。車両を使って参加するイベントと言えば、レースやジムカーナなど怪我や事故と隣り合わせな競技が多いですがこのイベントは比較的安全に自らの車両を使って参加できる数少ないイベントであります。

旅とバイクが大好きな人にはまさにうってつけのイベントであり、初心者~ベテランの方まで一同に会するイベントもそうそうないと思います。私も機会があれば是非とも次回以降、参加していきたいと思います。次回以降の参加を考えている皆さん、是非とも次回千里浜で私と握手してください!!

↑今回の参加賞です。・フィニッシャーズバッジ・水筒・オリジナルコースター・オリジナルトートバッグこの参加賞だけでもかなりの価値がありそうな予感がします。水筒に至ってはあのキャプテンスタッグの水筒ですから使い勝手は良さそうです。このコースターは木製ですが面積も広く、頑丈そうなのでバイクのスタンドプレートとしても使えそうですね。バッジのデザインもかなり凝っていますね。これだけ豪華な景品が付いて参加費10,000円は安い!

今回、開催に尽力していただいたSSTRのスタッフの皆様。本当にありがとうございました!!

今回投稿した動画です。次回参加に向けての参考になればと思います。

サンライズ・サンセットラリー2018年レポート動画

SSTR公式サイトへのリンク

↑バナーをクリックするとリンク先へ飛びます↑

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA


このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください