もくじ
■安くて使える工具を紹介するぜ!
万屋のよろちゃんが使う工具はどれも安い! 高価なものって言ったらスナップオンのラチェットくらい。プロとして整備していた(正確には整備を手伝っていた)頃はスナップオンだけがすべて! と思っていましたが、個人でスナップオンで揃えるのは至難の技。
というか、個人レベルでスナップオンは割に合わないし、あまり恩恵を受けない気がする。(と、いいつつも、スナップオンをちょっとずつ買い足している模様)
そこで今回は、軽いレストア、個人での整備に使える安くていい工具を紹介します。逆に、これはだめだよ! という工具は、感じ方や使い方は人それぞれ、ということで、あえて紹介しない方針で。(いくつか鉄くずになったものもありますが 怒)
■キャブレターピンクリーナー
いやはやこんなものがあるなんて存在すら知りませんでした。たまたま第4回 淡路島バイクフェスタのレポートへいったときに、Webikeブースで見つけ、即買い!
最新のバイクの情報を知りたければ、イベントなどに直接足を運ぶのが正解ですね! こんな工具があることを知りませんでした。奇跡の出会い! おかげさまで大活躍しています。 わたくしは古バイクを触ることが多いので、このキャブレターピンクリーナーは必須アイテムです。これでキャブレターの掃除の効率が一気にアップしました。
このアイテムは今年一番のお気に入りです。みなさんも一つは持っておくといいでしょう。1セット1,000円くらいです。
■TONE/トネ ヘキサゴンレンチセット
前述のとおり、仕事ではこれまでスナップオンしか使っていなかったし、それ以外は使い物にならなかったことも事実です(賛否あると思いますが)。ちなみに自動車は古いものが中心だったので、ネジの固着などは当たり前でした。
そのため非常識な使い方をすることが多く、他メーカーではそういった場合、壊れるのがオチでしたし、スナップオンなら壊れても永久保証です。とはいえスナップオンなら壊れずに使える傾向にあります。
しかし今回、トネ(TONE)製のヘキサゴンレンチセットを購入したわけですが、まぁなんと! 美しい! ホルダーがかっこいい! これはマニアにはたまらない一品でしょう。
トネといえばトラック系の工具のイメージが強く(なぜか)これまであまり接することがありませんでした。なんか損した気分ですね。
もちろん使い勝手もいいですし、クオリティの高さから言ってもコストパフォーマンスも最高です!
黒光りしてなんともワクワクするエクステリア。ホルダーはよくある薄いステンレスではなく、肉厚のアルミ(?)フレーム。手触りも最高。もう文句のつけようがありません。感動です。これで5,000円でお釣りがきます。やっぱり日本製っちゅうのが日本人にとっていいですね。応援しますよ。
箱もいいんですよこれ。なんか気に入ってずっと箱ごと使っています。トーンって読んでしまいそうですがトネなのですね。強力タイプホルダーという名称。
■SK11 デジタルトルクレンチ
長い間スナップオンまたはブルーポイントしか知らないわたくしにとって、SK11(エスケー11)はホームセンターやネット通販などで売っている、DIY工具感が強いイメージがあります。
そんなSK11のトルクレンチを購入しました。トルクレンチは安物ではなく、高くても正確なものをおすすめしたいのですが、今回ダメ元で購入。
最近エンジンまわりを開けることが多かったので使ってみることにしましたが、なんとか問題なくつかえています。サイズもデジタルトルクレンチとしては大きくないサイズ。
安物デジタルトルクレンチは、大きくなる傾向にあり、エンジンなどの作業では使いにくい、または使えないことが多いので、これは助かります。
規定のトルクになるとブザーで知らせてくれるタイプです。おそらくデジタルだから(?)長い間安定して使えそう。もしだめなら次はスナップオンを購入します。ちなみに値段は10,000円ちょっとでした。
■安くていい工具はたくさんあるかも!
これまで安物なんて使えない! と考えていましたが、それは毎日ハードに使っていたからでしょう。今はせいぜい週末だけなので、ある程度のものでもOKです。しかし、ソケットなどはちゃんとしたものをおすすめします。
もちろん今回紹介したトネのヘキサゴンレンチセットはおすすめです。このようにちゃんとしたものを選ばないと、ネジをナメさせてしまったするので、安物では使えないということはそういうことに繋がります。
今回ご紹介したものは、中でも安く、実用性のあるものですが、プロとして使うには不具合があるかもしれませんので、ご了承ください。
ライター:よろちゃん
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