DIYマニアのみなさんこんにちは。今日はカブのフロントタイヤをセルフ交換します。ここではカブ110で交換作業をしていますが、チューブタイヤのバイクはほとんどこの手順で作業するので、ほかの車種の方も参考にしてください。ちなみにカブ50は全く同じですよん。
チューブタイヤ交換のちょっとした裏ワザも紹介!
もくじ
●カブのタイヤ交換にあると便利なもの
いきなり大それたものを紹介しているようですが、どちらもリーズナブルでDIYに最適です。ハッキリ言って不要ですがあったらかなり便利。労力も時間もカットされ作業が楽しくなるでしょう。
まずは上の『エマーソン トルクレンチ』
■エマーソン(EMERSON) トルクレンチ
なんとアマゾンなら4,000円以内で購入でいます。安いトルクレンチはトルクの設定に不安がありますが、エマーソン(EMERSON)はこの価格ながら安定感があります。長年培った”手ルクレンチ”と比べても誤差はありません。
わたくしは長年スナップオン製で頻繁に校正をしたトルクレンチを毎日使っていたので、感覚が頼りの”手ルク”の精度もソコソコだと自負しています。他の安物トルクレンチではすぐにトルクが狂ってしまうことを”手ルク”でわかってしまうのです。
例えば雪国にお住まいの方のような、頻繁にタイヤ交換(自動車)をする方にもこのエマーソンのトルクレンチをおすすめします。
このように14~24mmまでのソケットとエクステンションが付属されているので、これ一つで必要なものすべて揃います。ありがてーありがてー
次にストレート 電動インパクト
■ストレート(STRAIGHT)電動インパクトレンチ
これについては【2年使用してみて】ストレート/STRAIGHT 電動インパクトレンチのレビューで紹介しています。これは一度手に入れたら手放せない便利工具の一つですね。バイクも自動車もこれだけでOKです。
ではカブのタイヤ交換に必要なものを紹介しながらタイヤ交換の経過を報告しますぞ~
●タイヤがツルツルじゃい
晴れの日のコーナリングでツルンと滑るフロントタイヤ。そらこんな状況じゃ滑るわな。これは交換すべし! タイヤが滑ってイイことはありませんもの。
●タイヤをゲットじゃい
カブってさ、いかに低予算、低価格でメンテナンス・カスタムをするかってノリがあるじゃないですか。なのでそのビッグウェーブにわたくしも乗ることにしました。ダンロップ、ブリジストン、IRCなどのレビューはあるのですが、この『NBS』ってタイヤはちょっと未知数。なので安さもバッチリだしこれをポチりました。前後とチューブセットで3,000円以内の爆安価格じゃい! どや!
↑文句なしの価格でしょ?
●カブのタイヤを外すのじゃい
時はきた。それだけだ。
この季節、蚊さんがビュンビュン飛んでるからアロマお香で抹殺します。
カブ110のフロントタイヤの外し方です。まずはブレーキアームの接続を解除しましょう。ここは14mmのラチェットまたは手でクルクル回します。ちなみに電動インパクトレンチなら1秒で外れるので音速で次の手順へ迎えますぞ。下の画像を参考に。
それではフロントタイヤの中心を通っているボルト・ナットを取りましょう。ここを外すとフロントタイヤはサラッと取れます。ちょっとでも作業を楽にしたいなら下の画像のようにフロアジャッキなどを使ってリフトアップするといいですぞえ。
それではボルト・ナットを外します。ナットは19mm、ボルトは14mmです。ナット側を回して外すのが基本ですよ。カブの場合は右側にあるナットを回しましょうね。下の画像を参考にしてくださいませ。
●タイヤレバーを用意しておきましょう
タイヤ交換の必須アイテムタイヤレバー。カブの場合はマイナスドライバーでもいいけどホイールへのダメージを考えるとやっぱりタイヤレバーがおすすめなのじゃい。自動車用の長いやつでOKですよ。でもまあ、短いタイプでもいいですが。わたくしのは短いタイプ。
タイヤレバーを使ってタイヤを外します。
これじゃわかりにくいので動画をかっさらってきたのでそれを参考にしてください。
■ビードワックスを塗ろう! なんだけども
ビードワックス。行方不明。なのでシリコンスプレーを代用しました。CRCは使ってはいけませんよ。あくまでもシリコンスプレー。でも、これよりやっぱりビードワックスを使うと作業がスムーズに運びます。
タイヤが外れたら新品タイヤを組込むのですが、ここで勘所を紹介します。チューブタイヤはタイヤ組込み時に注意が必要。
■チューブ組込みのちょっとしたコツ
チューブタイヤは交換方法を失敗するとチューブを破損してしまいます。実際にクロスバイクのタイヤ交換でその失敗を経験し苦い思いをしました。そこで初心者でも安心してチューブ交換できる方法を紹介します。それは『チューブにシリコンスプレーを吹く』です。
このようにチューブにシリコンスプレーを吹きかけツルツル状態にします。こうすればうまく作業が運ぶでしょう。細かい作業の方法は前述で紹介した動画を参考にしてくださいね。なので新品タイヤの工程はダイジェストで紹介します。
●カブに新品タイヤを装着じゃい
クネクネして装着。
どうせホイール外したんで、ブレーキシューの残量確認や、お掃除、グリスアップなんかもやっておくといいですよん。合理的でしょ。それができたら、タイヤを車体に組込みます。ホイールの外し方の逆の手順で装着できますよ。
●タイヤの空気は自転車ポンプで入ちまいな!
大したもんじゃありませんが、ロードバイク乗りさんなんかが持っている空気入れ。空気圧計も付いていて、しかもその数値は意外にも正確です。これがあれば自転車はもちろん、自動車の空気も入れれます。これもリーズナブルな価格で手に入るのでポチってみてはいかがでしょうか? なによりパナレーサーのやつはカッコイイ! 安くて入れやすくて圧力計も精度が出ている。文句のない一品です!
●NBSタイヤのレビュー
とりあえず爆安だったカブ用のNBSタイヤ。このカブは通勤や、ときどき山を流したりする用途に使います。500キロほど走行した感じでは、あまりグリップ力はない感じ。フロントタイヤの接地感からの想像です。それ以外はわからん! でもまあ、いいんじゃないの! どうせまたこのタイヤを買うでしょう、わたくしは笑
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