【プロ直伝】バイクのDIYおすすめ工具紹介!【安物良品】


自動車チューナーである筆者がおすすめする、素人DIY用の格安おすすめ工具を紹介します。プロとして使うのであればSnap-on(スナップオン)一択となるのですが、週に1回程度のDIY整備&カスタムにはコスパ悪すぎです。今回は、なるべく安くて使えて、個人的によかったものだけピックアップします。と、いうのも、1日10時間×6日間を毎週、チューニングカーやレストアなどを行っている傍ら(かたわら)安工具の耐久テストや、使い心地などを研究することが私の唯一の趣味です。そんなこんなでアストロやストレート、ホームセンターなどの工具を買っては使ってを繰り返しているので、有益な情報をご提供できるかと思います。

ちなみに私の整備の基本は自動車が中心ですが、仕事や趣味でバイクもイジりますから、ここではバイク中心に話を進めて行きますね。

ラチェットはこれでしょ:アストロ製ラチェットハンドル

ここでは以下のAmazon商品の解説をしています。

 

今から十年以上前ではアストロやストレートのラチェットは初心者でもおすすめできませんでした。しかしどうでしょう。最近は値段以上の作り込みをしていると思います。私がこのラチェットハンドルをおすすめ理由は以下です。

アストロ製ラチェットハンドルのここがGOOD
・正転、逆転の切り替えがスムーズ

・正転・逆転の切り替えレバーが大きくて操作しやすい

・ラチェットソケットをプッシュ式で外せる

・ラチェットのギアが大きすぎない

・ハンドルが伸びる

私が見たホームセンターで、この値段では以上の性能をクリアした物がありませんでした。特に安物はラチェットギアが大きく、ラチェットの差し込み口がグラグラしているものばかりです。ラチェットギアが大きいと、カチッとなる間隔が広くなります。そうなると狭い場所なんかではラチェット動作ができなくなるし、整備スピードが遅くなってイライラすることでしょう。アストロ製はまぁまぁの細かさでストレスなし。さらにハンドルが伸びるのでシーンに合わせて使い分けできます。

ただし、ハンドルに延長パイプなどを使ってムリな力を掛けるような使い方はしないでください。そのような非常識な使い方をすると壊れます。もし非常識なムリ使いをしたいならぜひスナップのラチェットハンドルを! めちゃくちゃ頑丈で壊れたことがありません。寿命以外で。ちなみにアストロ製のラチェットハンドルの中でおすすめなのが、上記Amazonの3/8DR エクステンダブル ラチェットレンチです。それ以外のアストロラチェットもおすすめ。

ラチェットはホルダー付きがイイ:アストロ製ラチェットソケット

前述のラチェットハンドルとぜひ同時購入してもらいたいのがアストロ製のラチェットソケットです。これがおすすめの理由はやはり低価格とその品質。同じ価格帯でもボルトやナットに対して隙間が大きく、回す時にナメるリスクが大きいと感じる物が多い中、アストロラのソケットは素人イジりでは問題ないレベルです。セットになっているサイズもバイクでよく使うものばかりなので、重宝するはず。そのほかにディープタイプ(※下記画像参照)も持っておくとバイク一台バラすとなっても不自由しないでしょう。

ちなみにラチェットソケットには上記で紹介している6角形タイプと多角形タイプがあります。固着したボルト・ナットを外すのであれば、ナメにくい6角形タイプ、ラチェットが回しにくい所で作業するのであれば多角形タイプがおすすめですが、初心者さんはナメるリスクを減らすために6角形タイプが良いでしょう。多角形タイプは限られたシーンでしか使いませんから。

旧車イジる人向けに:ブルーポイント製ラチェットセット

とにかく旧車にネジは固着しがちだし、錆びてネジが痩せていることが多く、ナメるリスクが大きい。ボルトナットがナメってしまったらさぁ大変ですよね。そこで低価格で高性能な物をと考えている方におすすめなのがブルーポイント製のラチェットハンドルとソケットです。このブルーポイントというメーカーは、スナップオン屋さんでも扱っている高品質&低価格なブランド。ちょっと予算にゆとりのあるDIYユーザーさんはぜひゲットしてください。

低価格で高性能!:板ラチェもアストロ買っとけ

さっきからアストロ製ばかりをおすすめしていますが、決してアストロの回し者ではありません(ラチェットだけに) フレキシブルギアレンチこと通称板ラチェ。初心者さんならスパナレンチ(両方がレンチになっているやつ)を買いがちですが、それならこの板ラチェを買ったほうがあなたは幸せになれるでしょう。片方が薄いラチェットになっているので、狭い場所の回しにくいネジもスイスイ回せます。で、この板ラチェも他メーカーの安物は、やはりギアの歯が大きく、グラつくし、回転がスムーズではないものばかり。しかも壊れやすい。アストロ製はそんな不安はありません。

ドライバーはこれが最強かも:KTCドライバーセット

ハッキリ言おう。スナップオンのドライバーよりもKTCの安ドライバーの方がいい。理由はわからんが、諸説としては、スナップオンは海外のプラスネジの規格で作られているから、日本のネジと僅かに形が合わないらしい…。で、KTCのは日本の規格でできているからキッチリ合うとか。ネジもナメるとやっかいだよね。で、そんなKTCドライバーにはグリップが四角のタイプ(6,000円くらい)↓

もありますが、これだと角が手に当たってクルクルっと回しにくいのであります(個人的な意見)しかも四角タイプはちょっと高い。ソフトドリンクバーセットは3,000円代と、8本セットなのにリーズナブルです。とりあえずこのドライバーセットは一度買っておけば一生使えるはず。

メイドインジャパンで安心:トネ製ヘキサゴンレンチソケット

六角ボルトなんかはダメダメ工具を使うと速攻でナメる悩ましい存在。もうすでに経験済みの方もおられることかと思いますが、これからDIYを始めるのであれば、トネ(TONE)がイイ! もう手に取ってみればその作りの美しさに感動すら覚えるでしょう。しばらく仕事で使ってみましたが、スナップオン製と大差ないというか、個人的にはトネの方が手触りが良くて好きです。純正ソケットホルダーもしっかりしているので文句なし! しかもAmazonなら3,000円代で買えるので日本に生まれてよかったと思いました! ぶっちゃけKTCの買うよりもこっちの方がいい(ボソッ

締付けトルク管理は重要:1万円のデジタルトルクレンチ

ネジは締めすぎてもダメ、もちろん緩すぎてもダメ。じゃあどうしたら良いんだよってことになると思いますが、そんなときはトルクレンチを使います。特に初心者には必須アイテムとなるでしょう。

玄人なら手の感覚でピッタリ正規の適正トルクで締める、いわゆる手ルクレンチという能力を持っている方が多数いらっしゃいますが。

まず適正トルクってのはサービスマニュアルで調べることができます。その数値に設定してボルト・ナットを締め、適正値に達すると”ピピッ”と音が鳴って教えてくれます。これを使えば安心して整備ができるってことです。

初心者は特にネジ締めすぎトラブルが多いので、まずはこのデジタルトルクレンチをゲットしよう。これもいくつか購入したのですが、SK11のこれが高精度であることがわかりますし、お手頃価格。ほかにもデジタルトルクレンチは格安なやつが販売されていますが、締め強弱が曖昧なものが多い印象。

もちろん一流メーカー品を購入することがもっとも近道ですが、趣味でバイクをイジるのにはコスパ悪いですよね。

ちなみにボルト・ナットのサイズやどこに使われているかで、ある程度締付けトルクに規則性があることに気がつくはずです。そうなればサービスマニュアルを見なくても、自己判断できるようになりますよ。

整備の幅とスピードアップ:電動インパクトレンチはストレート製がイイ!

タイヤの取外し、固くて回らない固着したネジなどを一発で取り外せる電動インパクトレンチ。スクーターのプーリーや、クラッチなどの回り止めが必要なシーンでも、電動インパクトの勢いで外せるので不要でスピーディー。

安物電動インパクトは壊れやすいか、パワーがなく使い物にならないか。そんなものばかり。確かな物がほしければ一流メーカー品を選ぶことになりますが、趣味に使うには高い。しかしストレートの電動インパクトなら25,000円ほど。高いと思いがちの方もいると思いますが、安物は本当に使えません。中途半端にお金を出しても損をするだけです。

電動インパクトはコード式とコードレスと2種類ありますが、コードレスがやはり便利。ストレート製のインパクトはバッテリー容量が大くパワフルです。購入してから何度も地面に落としたり、雨に降られたりと私に雑な扱いを受けていますが、ビクともしていません。仕事ではプロ仕様の10万円の電動インパクトを使っていますが、ストレート製の電動インパクトがいかほど使えるのかの耐久テストも兼ねて、毎日誰かが使っています。3年ほど経ってもまだ現役です。コスパ最高だと思います。

工具選びは運命を左右する

これからバイクを整備しようと考えている方。必要工具を揃えようと思って費用を計算したらなかなかいい値段になりますよね。だからといってとにかく安さだけで選ぶとネジがナメたりして大変なことになります。私のお店でも土日になると、ナメたネジを処理してくださいとプライベーターさんが駆け込んで来るもしょっちゅうです。

そのプライベーターさんたちの傾向として、ネジを痛めるダメ工具を使っていること、工具を誤った使い方をしたこと、これらが主な原因となっていることばかり。ひどいときには自走不可能でロードサービスで入庫、ナメたネジの処理が大掛かりになり、修理代と時間が膨らむなど、当初の目的から大きく逸れた結果となります。使い方はもちろんですが、まずは使えない工具を手にしないように、この記事を参考にしてください。

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