もくじ
SR500のキックが戻ってこない!
ある日のこと、深夜、用事を終えて眠い目を擦りながら、帰宅していました。ふと寄ったコンビニで買い物を済ませ、さぁ発進しようと思い、キックをすると・・・
おいーーーーー!! 降りたままだし戻ってこないよーーーー!! 手で戻そうにもカッチカチだしーーーー!!
さっさと帰って寝たかったのにーーーー!!
走りがけしようにもタイヤはロックしてるしで埒が明かない。
と、いうことでレッカーを呼ぶことにしました。
あーあ。
ヤマハ SR500のクランクケースを分解! 原因を究明!
そんなこんなで後日、クランクケースを割ることにしました。
ハンマーでコンコンとキックペダルを元の位置に戻したのですが、どうやらラチェット機構がダメっぽい。
とりあえずオイルを抜いてクランクケースを分解。
ネジは位置によって長さが違うでの、クランクケースに形に点を並べて…
穴を開けてそこに差し込んでおきます。そうすればどのネジがどの位置にするのかが一目でわかるのです! ちなみにこれをいい加減にしていたEG6シビック(エンジンとミッションのツナギ部分のネジ位置が適当だった)では、振動でネジが切断されてたいことがありました。確かRPS13 180SXもそんなことがあったかな?
とにかくこれはとても重要なことなので、分解のさいは慎重におこないましょうね! すべてネジを外し、ガスケットの隙間にマイナスドライバーを差し込み、パカーンとクランクケースを開封! このバイクは1983年モデルなので、おそらくこれまで未開封だったと思われます。
久しぶりのお天道様に、クラッチくんたちはなんだか眩しそうに目をしかめています(笑)
で、ここで気がついたんですが、キックスターターギアが正常に動作している・・・!? これでは不具合がわかりません。たまたま引っかかっただけ? でもでもスターターギアを分解して、目視確認しておかない、また同じことになったらもう心が折れます。
と、思っていたら雨が振る始末! なんでこのタイミングで! 今日が雨なんて聞いてないぞ! 天気予報に裏切られることは、バイク生活で慣れていたはず(笑)
お部屋に戻ってSR400/SR500のサービスマニュアルとにらめっこ
こんなシーンで雨なんてもっともいけ好かない状況であります。なんでクランクケース開けてるときに(泣)てなわけでお部屋に戻ってヤマハ SR400/SR500のサービスマニュアルを見てみることに。
正直、スターターギアを分解することに臆病になっています。これまで見たこともありませんし、なにかと複雑な感じ。サービスマニュアルにスターターギア群の展開図が載っていることを祈っていました。
■おおヴィーナス! 載っているではあーりませんか!
ドキドキしながらページを捲ると、スターターギア群の展開図はもちろん、勘所もちゃんと載っています! ありがてーありがてー! だからサービスマニュアルは大好き!
これを見ていると、やはりラチェット部分がよくないような気がしてきました。わたしのSR500は走行距離は10,000km程度のはずなんだけど・・・本当はもっと走ってる感じ?
ではまた天気のいい日にでもやってみますか!
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